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しばらく無言で進んでいく。
でも無言なのに、休みたいなあって考えているとグクも同じように立ちどまったり、
水が飲みたくなると、グクが「川あるよ。」と言ってくれたり…
やっぱり以心伝心だなー、と一人でにやついてしまう。
JK「ん？A、あれ…」
グクが声を上げたのを聞いて、足元を見ていた目線を上にあげる。
「ま、まさか…あれが！」
森の木々の隙間から見えた城の頭のような、塔。豪華絢爛なその装飾に、遠くからでも映える濃紫。
王家とそれに連なる家のみが許されるその色に、二人は狂喜した。
「あれが、王のいらっしゃる別荘”王の庭”なの？」
JK「可能性は９９.９９９％ってとこ。方角は正しいし、それにあの色…」
二人はお互いに顔を見合わせた。
もはや、後戻りできない状態に足を踏み入れているのは確実だった。
JK「A…行こう、一緒に。」
「うん。」
お互いの手を強く繋いで、そのまま小走りに森を駆け抜ける。
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AULA−輝き(プロフ) - あがしおんさん» あ、あがしおん様！素敵なお言葉ありがとうございます！最近は「貴方たちを買いました」が妄想が進み、更新が多めになっていますが、頑張ります。「好きな人は遠きにありて愛でるもの」時代から先生の大ファンです！これからも応援させていただき、そして更新頑張ります (2019年6月16日 20時) (
レス) id: a376a7214f (このIDを非表示/違反報告)
あがしおん(プロフ) - 羨ましい文才です（汗）これからの展開が楽しみです。更新お待ちしています♪ (2019年6月16日 0時) (レス) id: 00967bc65a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：AULA −輝き | 作成日時：2019年5月5日 17時
