片思いが届く日【BTS】

ユンギの秘密 ページ40

「いつも心配…」

「お前、パク家とハン家のこと、知ってるよな。」



こういう風に問い詰めれば、爺はすぐに口を開いた。



「もちろん、有名な話ですから。ただ…坊ちゃま。」





「ご存知の通り、あなたの義理の妹君であらせられる、ハナ様は



ハン家の次期当主の妻。」






そう…ミン・ユンギは元々それなりの位を持つ貴族だ。



だが複雑な事情があって、ミン族の族長のもとに養子縁組したのだ。






「知ってるが、緊急だ。パク家の当時幼少だった子供二人が、ハン家に狙われているらしい。」





その言葉をきいて、爺は緊張した。







「分かりました、その二人はこのアズベルトが責任をもってお預かりします。


その間に、ハン家にも…」






俺はじっとアズベルトを見た。




「頼む。」

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