安全 ページ38
「じゃあ、オッパと私が狙われているということ?」
ミミの言葉に、ジミンはうなずいた。
「グク、ミミを守ってくれ。」
「分かりました、ヒョン。」
グクとジミンは見つめ合った。
「とにかく、ジミンもミミも、ここにいたら危ないんじゃないか?」
冷静なユンギの言葉で、あわてて一行は店をでて、近くのカフェに入った。
「なんで、僕は貴族に生まれてしまったんでしょう。
貴族じゃなかったら、ミミと離れ離れになることも、
父が殺されることもなかったのに。」
沈んだジミンに、誰も何も言えなかった。
「…人生は変えられるんだ。」
ユンギのつぶやきに皆はユンギを見つめた。
「ちょっとツテがあるから、先に宿に行っていてくれ。」
ユンギはそういうと、外にかけだした。
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AULA−輝き(プロフ) - ユンギさんとテテ…。まあ友達ではありますね。いい人が見つかるといいな… (2019年4月4日 16時) (レス) id: a376a7214f (このIDを非表示/違反報告)
闇子(プロフ) - ユンギさんとテテはどうなりますか?ユンギペンなもので、気になります。 (2019年4月4日 16時) (レス) id: a376a7214f (このIDを非表示/違反報告)
りり(プロフ) - 面白いので、ぜひ完結してください。 (2019年4月4日 16時) (レス) id: a376a7214f (このIDを非表示/違反報告)
茜★(プロフ) - 更新待ってます!ファンタジー風だけど、すごく人物描写がいいです。 (2019年4月4日 15時) (レス) id: a376a7214f (このIDを非表示/違反報告)
りんご姫(プロフ) - 前作の得体の知れない少女と不良たちから飛んできました!素敵な作品です。 (2019年4月4日 15時) (レス) id: a376a7214f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:AULA −輝き | 作成日時:2019年3月6日 13時