うん、おいしい。 ページ11
カレーはそれなりに上手くできたが、ミミは目の前で消えていく大量のご飯が気になってご飯に集中するどころではなかった。
「やっぱりミミの作る料理は安定的においしい。」
グクの真面目な表情を向けられてミミは心の中でつぶやいた。
(その笑顔、ごちそうさまです。)
「じゃあ、おやすみ。」
グクの家を出たミミはまっすぐに暗い家に帰った。
明日の中央での「大朝市」に備え、ミミは早めに眠りについた。
朝、鶏の声が響くなか、ミミは飛び起きた。
「はあはあ、、、夢か。」
時々見る「捨てられる夢」。
赤ん坊だったから何も覚えていないはずなのに、鮮明な記憶なのだ。
「そうだ大朝市。」
声に出して呟くと、ミミは荷物の準備を始めた。
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AULA−輝き(プロフ) - ユンギさんとテテ…。まあ友達ではありますね。いい人が見つかるといいな… (2019年4月4日 16時) (レス) id: a376a7214f (このIDを非表示/違反報告)
闇子(プロフ) - ユンギさんとテテはどうなりますか?ユンギペンなもので、気になります。 (2019年4月4日 16時) (レス) id: a376a7214f (このIDを非表示/違反報告)
りり(プロフ) - 面白いので、ぜひ完結してください。 (2019年4月4日 16時) (レス) id: a376a7214f (このIDを非表示/違反報告)
茜★(プロフ) - 更新待ってます!ファンタジー風だけど、すごく人物描写がいいです。 (2019年4月4日 15時) (レス) id: a376a7214f (このIDを非表示/違反報告)
りんご姫(プロフ) - 前作の得体の知れない少女と不良たちから飛んできました!素敵な作品です。 (2019年4月4日 15時) (レス) id: a376a7214f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:AULA −輝き | 作成日時:2019年3月6日 13時