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三頭馬車に揺られて。 ページ42

「つまらない田園風景だし。」



ユンギはそういうと、馬車のカーテンも閉めてしまった。





「で、ユンギ?これはどういうことかな?」


一応長兄のソクジンが代表して尋ねると、ユンギは仕方なさそうに呟いた。



「貴族に、といっても退職した爺さんだが、知り合いがいて、


その、

つながりで、二人を保護してくれるらしい。」





「あ、ありがとうございます。ユンギヒョン。」


あわててジミンが頭を下げ、ミミもそれにならった。







「気にすんな。悪いのはハン家だ。お前らに罪はねえ。」



少し顔をそむけたユンギだったが、その頬は赤く染まっていた。





「お前らを保護するのは、アズベルトっていう退役したが、


かつてそれなりの地位にあった


貴族だ。身分は侯爵。」





それだけ言うと、ユンギは目を閉じた。

お屋敷→←ゆめ。



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AULA−輝き(プロフ) - ユンギさんとテテ…。まあ友達ではありますね。いい人が見つかるといいな… (2019年4月4日 16時) (レス) id: a376a7214f (このIDを非表示/違反報告)
闇子(プロフ) - ユンギさんとテテはどうなりますか?ユンギペンなもので、気になります。 (2019年4月4日 16時) (レス) id: a376a7214f (このIDを非表示/違反報告)
りり(プロフ) - 面白いので、ぜひ完結してください。 (2019年4月4日 16時) (レス) id: a376a7214f (このIDを非表示/違反報告)
茜★(プロフ) - 更新待ってます!ファンタジー風だけど、すごく人物描写がいいです。 (2019年4月4日 15時) (レス) id: a376a7214f (このIDを非表示/違反報告)
りんご姫(プロフ) - 前作の得体の知れない少女と不良たちから飛んできました!素敵な作品です。 (2019年4月4日 15時) (レス) id: a376a7214f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:AULA −輝き | 作成日時:2019年3月6日 13時

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