幼馴染の涙 ページ39
相葉「なんか、ニノちゃんって大ちゃんのことよくわかってるみたいだね。」
潤「手握り合って一緒に寝てたくらいだしな〜。」
相葉「大ちゃんのことは俺らのがわかってると思ってたのにぃ〜」
潤「嫉妬するなって(笑)
病気のことはニノの方が遥かにわかってんだろ。
四六時中一緒にいるみたいな感じなんだし。」
相葉「でもさぁ〜」
潤「俺ら３人には俺ら３人の絆があるみたいに、
あの２人にも２人にしかない絆があんだって。」
相葉「松潤てたまに大人だよなぁ〜」
潤「たまにってなんだよ！」
相葉「ごめんごめん、怒んないでっ」
潤「笑ってんなし(笑)」
相葉「それにしても、大ちゃん、あんなに体調悪そうなの続いてて心配だよね・・・」
潤「そーだな・・・無力感パネェな・・・」
黙りこむ２人。
相葉「でもさ・・・」
潤「うん」
相葉「暗くなっても始まんないしねっ、
俺達だけでも・・・っ、元気でいようねっ」
潤「おまえ、泣きながら言うことかよ。」
ダバダバと流れる涙をそのままに、泣き笑い顔になっている相葉。
相葉「そーゆう松潤だって！」
相葉同様、ボタボタと涙を流している潤。
潤「俺は泣いてねぇし！ ゴミが入っただけだし！」
相葉「俺だってさ、ゴミが入ったんですぅ！」
おちゃらけながらも涙が止まらない２人。
しばらくして。
潤「帰ろっか・・・」
相葉「うん・・・ｽﾞﾋﾞｯ」
潤「鼻でてんぞ」
相葉「うぅっ」
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作者名：天の子 | 作成日時：2019年7月14日 14時
