パンツ ページ32
智「これ、ﾊｧ・・とって・・・」
酸素マスクを鬱陶しそうにする智。
ニノ「先生にとってもらおうよ、俺にはできないからさ。」
ｼｭﾝとなる智。
ニノ「ﾌﾌｯ」
思わず笑ってしまうニノ。
智「なぁに・・」
ニノ「いや、かわいくてつい。ﾝﾌﾌ」
汗の引いた智のおでこを撫でる。
ニノ「智って、青が好きなの？」
タオルを智に見せる。
智「アオと、クロ・・と、ちゃいろ・・」
ニノ「そうなんだ。ﾝﾌﾌ、ところでこのパンツの山は？智の趣味？」
足元にこぼれ落ちているいくつかのパンツを拾い、
派手な色と柄。そしてさまざまな形をひとつひとつ見ていく。
智「ち、ちがっ・・」
ニノ「これなんか似合いそうですね。」
黄色の派手なパンツをヒラヒラさせる。
智「うわっ・・おいら・・・グレーとクロしか、はかないも。」
ニノ「智のパンツってグレーなんだぁﾝﾌﾌｯ」
智「ニノ、・・・おいらで、ﾊｧｯあそんでないぃ？」
不満げにふくれる。
ニノ「んなことないですよﾌﾊﾊｯ
今度この赤いのなんか履いたら途端に元気になっちゃうかもよ？ﾝﾌﾌ」
智が明るい色の下着を着けてるとこを想像しただけで吹き出す。
智「もぉ・・・」
口を尖らせ、眉毛を更に垂らして更に膨れる。
ニノ「なんですかその顔は〜」
智のほっぺをつつく。
智「あ、ばちゃんたちの・・、おみまい、なの」
ニノ「これが？ﾌﾊﾊｯなかなかイイ趣味してますねぇ〜」
智「すきなの・・、もってって、い・・・よ？」
ニノ「えっ俺は遠慮しとくよ。パンツならバカみたいにありますからね」
またまた口を尖らす智。
かわいくて全く威嚇になっていないことにまた吹き出すニノ。
ニノ「じゃあ、俺が智に選んであげます。」
智「はで、なの・・やめて、ね・・・ﾊｧｯｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ」
ニノ「智？！
顔色悪い・・・。もうちょっと寝てな？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 138人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：天の子 | 作成日時：2019年7月14日 14時
