108【俺の所為】 ページ9
康「そんなこと…」
佐「そんなことあるんだよ。暗い顔してた時にいつもめめが絡みに行ってたの、全員で行くより同時期の加入で気持ちの分かるめめが適任かなって思ってそうした。
もうとっくに心配かけてるんだよ？」
だから…
佐「俺たちは勝手に心配してたんだよ。康二が大事だから。
康二がSnowManに必要だから。もちろん、めめもラウールも。
9人で一つ。康二は一人じゃない。何があっても俺らが守るから、ファンじゃない人の悪口なんて聞かないで。」
ここまで一気に喋って、ようやく康二が泣いていることに気づいた。
康「俺ｯ…SnowManの資格ある？…ｸﾞｽｯ…6人が積み上げてきたもの、壊してない…？」
やっと、言ってくれた。
佐「大丈夫。資格どうこうじゃなくて俺は康二がいいし、積み上げてきたもの大事にしてくれてるの知ってるよ。」
康「関西と東京の笑いが違うからスベったりしてるかも知れへんし…」
堰き止めるものが無くなったのか次々と本音を話してくれる。
佐「康二のお笑いのセンスはピカイチだよ！SnowManに関西人って一人だしオンリーワンで良いじゃん！」
康「でもｯ！」
佐「SnowManって、個性的なグループなんだよ。寧ろ個性があった方がSnowManらしいんだ。
康二は魅力的な個性がたくさんあって最高に最高なメンバーだよ！」
"個性があっていいと思う。SnowManってそういうグループだし"
いつぞやの阿部ちゃんの言葉が頭の中に蘇ってくる。
これを聞いて、俺も自分の好きなものに自信が持てた。
だから、康二にも自分に自信を持って欲しい。
康「最高な、メンバー…？
けど、あの人は…」
佐「もしかしてさ、面と向かってなんか言われた？」
康「佐久間君、何でもお見通しやな。」
佐「俺も途中から加入したからね、そん時はまだ字読めなかったし、阿部ちゃんがアンチレター処分してくれてたからアンチがいるなんて知らなかった。
けど仕事が終わった後に帰ろうとしたら5人の時のファンに言われたよ。
『お前はSnowManに要らない。出て行け』ってね。」
康「佐久間君も…？」
「は?!何それ聞いて無いんだけど？」
俺の昔の話をしたら康二の他に、もう一つ驚きの声が聞こえた。
いつから聞いていたんだろうか、ガチャっとドアを開けて阿部ちゃんを先頭に7人が入ってきた。
佐「ずっといたの?!」
康「気づかんかった…」
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shi★mo(プロフ) - 古鷹さん» ありがとうございます！素敵なお話だなんて嬉しいです！ゆっくりですがアフターストーリー書き進めてますので楽しみにしていてください！ (2020年9月27日 3時) (
レス) id: 617f873a8e (このIDを非表示/違反報告)
古鷹(プロフ) - shi★moさま 完結おめでとう御座います。あべさく大好きな私はこの重くて素敵なお話をゆっくり噛み締めながら大切に読ませて頂きました。アフターストーリー、健くんとのお話も楽しみにしています！ (2020年9月19日 13時) (レス) id: ea12c80722 (このIDを非表示/違反報告)
shi★mo(プロフ) - とむさん» こちらこそありがとうございました！感動して頂けて幸いです！長い間本当にありがとうございました！ (2020年7月5日 23時) (レス) id: 617f873a8e (このIDを非表示/違反報告)
とむ - 凄い感動しました！ありがとう御座いました。そして完結おめでとう御座います。 (2020年7月2日 17時) (レス) id: 641e996ae4 (このIDを非表示/違反報告)
shi★mo(プロフ) - ロリポップココアさん» ありがとうございます！私の作品で感動して頂けるなんて本当に嬉しいです。アフターストーリーの方も、投稿したら是非読んで下さい。 (2020年6月11日 23時) (レス) id: 617f873a8e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：霜 | 作成日時：2020年5月30日 13時
