130【進めますように】 ページ31
佐久間side
最近特に忙しくさせてもらっているから当然、この後にもお仕事があって、あの雑誌の撮影以来に楽屋に9人が集まった。
前は逃げてしまったけど、今日は心に決めている。沢山の心配を掛けてきたメンバーに思い出したことと同時に「もう大丈夫だよ」と伝えること。
佐「ねえ皆んな、ちょっと聞いて欲しいんだけど。」
前置きをして簡単に話す。ラウールもいるからあまりリアルな事は言わずに大事なところだけ。
そして聴き終わってみんなが反応を示す前に、一番伝えたかった事…謝罪とありがとうの気持ちを言葉にした。
佐「今まで迷惑ばっかかけて、不安にさせてごめんなさい。
それから…俺のこと叱ってくれたり、我儘きいてくれたり、前回の撮影の時も皆んなで何があったのか考えてくれたりして
ありがとう。」
実は…聞いてたんだよね、皆んなが話してるの。
深「…どういたしまして！」
翔「もう大丈夫なのかよ」
佐「うん。…とは言い切れないけど佐久間さんの元気はふっかーつ！」
おばあちゃんにかけて貰った『これが良かった』って言葉のお陰かな。
きっとおばあちゃんも沢山苦しんだと思う。けどこの言葉をくれた。
だから、大切にしよう。
今いるこのメンバーを。親友を。先輩を。支えてくれている全ての人を。
父さんが守ってくれたこの命で。
康「良かったあ！！！佐久間君元気になって！！」
佐「わっ康二〜！」
ラ「佐久間君っ！」
康二がぴょんと飛びついて来て、ラウールもそれに加わりよしよしと頭を撫でられた。
照「あいつら元気だな〜笑」
舘「幸せそうだけどね。」
目「よくわかんないけど良かったっすね。」
翔「シナモンロールのぬいぐるみ買ってこようかな…。」
深「翔太は佐久間をいくつだと思ってんの？笑
そういえば前もシールあげてたね笑」
阿「翔太ってなんだかんだ佐久間に甘いよね笑。」
皆んなの声を康二とラウールの腕の中で聞きながら幸せを噛み締める。
上辺だけじゃない、本当の安心。
そう感じるってことは、9人で１つになれたのかな。
阿「あ、少し早いけどさもう行かない？」
深「あーそうだね。佐久間も日記？読みたいもんね。」
佐「うん。そうして貰えると嬉ぴーまん！」
気を遣って8人はスタジオに行って、俺だけにしてくれた。
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shi★mo(プロフ) - 古鷹さん» ありがとうございます！素敵なお話だなんて嬉しいです！ゆっくりですがアフターストーリー書き進めてますので楽しみにしていてください！ (2020年9月27日 3時) (
レス) id: 617f873a8e (このIDを非表示/違反報告)
古鷹(プロフ) - shi★moさま 完結おめでとう御座います。あべさく大好きな私はこの重くて素敵なお話をゆっくり噛み締めながら大切に読ませて頂きました。アフターストーリー、健くんとのお話も楽しみにしています！ (2020年9月19日 13時) (レス) id: ea12c80722 (このIDを非表示/違反報告)
shi★mo(プロフ) - とむさん» こちらこそありがとうございました！感動して頂けて幸いです！長い間本当にありがとうございました！ (2020年7月5日 23時) (レス) id: 617f873a8e (このIDを非表示/違反報告)
とむ - 凄い感動しました！ありがとう御座いました。そして完結おめでとう御座います。 (2020年7月2日 17時) (レス) id: 641e996ae4 (このIDを非表示/違反報告)
shi★mo(プロフ) - ロリポップココアさん» ありがとうございます！私の作品で感動して頂けるなんて本当に嬉しいです。アフターストーリーの方も、投稿したら是非読んで下さい。 (2020年6月11日 23時) (レス) id: 617f873a8e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：霜 | 作成日時：2020年5月30日 13時
