119阿部side ページ38
・
翌日。
目「いくら阿部くんでもふっかさん傷つけたら怒りますからね」
と目黒には釘をさされ
宮「ちゃんと話できた?」
と舘さんには目だけ笑ってない作り笑顔で聞かれ
佐「阿部ちゃんは悪くないよね? てか深澤もいろいろあんだねー」
と謎のフォローをされ
渡「なんの話?」
向「分からんなぁ」
ラ「えーきになる!」
と覚えてない人が若干3名いて
岩「阿部、ふっか頼んだから」
と相棒には託され
当の本人はというと…
深「おっはよーございまーす! みんな朝から元気だねえ!」
と謎に元気。
目「ふっかさんワンチャン覚えてない…?」
宮「あり得るね。あんな酔ったふっか久々に見たから」
岩「俺たちがこんな心配してるってのに」
佐「深澤はふっかだねぇ」
向「たくまくんどゆこと?」
昨日のことを覚えてる組から冷たい目線を向けられ、「え、俺の顔に何かついてる?」と鏡を覗くふっか。
何もないことを確認すると、にまっと笑って「俺今日もイケメンじゃーん」と自画自賛。
渡「え、なんかこの部屋狭くね?」
ラ「さっきまで平気だったのに」
向「ふっかさんが来てからちゃう?」
それを覚えてない組にいじられるふっか。
「違えよっ!俺の顔がデカいからだわ!」とキレ良く返し…
九人の真ん中で幸せそうに笑った。
そう、これでいい。これが日常で良いんだよ、ふっか。
ふっかの嘘偽りない笑顔に、ぽかぽかと暖かくなるのを感じた。
828人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:霜 | 作成日時:2020年9月21日 18時