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96阿部side ページ15

ここから先、閲覧注意です。

フラグを立てるほどの過激な表現は避けていますが、見る方によっては不快になる可能性があります。

苦手な方は数話飛ばして、☆マークのついた話からお読み下さい。



*・*・*・*・*・*・*・*・*・*









阿部今日の放課後、○○に来て下さい。詫びたい事があるから皆んなも連れて。


いつもなら一方的に呼び出されるだけのあいつとのトークルームにそんなメッセージを送った。

因みに呼び出す場所は昔レンタル防音室を営んでいた跡地。建物はまだ残っていて、勿論防音だ。


こかなら色々と都合が良い。バレずにスペースを借りられるし、人通りも無いに等しいから怪しまれることも無いのだ。


殺すのにはうってつけの場所だろ?



阿「フ〜ンフフ〜ン」



嗚呼、楽しいな。

あいつらを痛めつけられる未来を想像して胸が高鳴り、鼻歌交じりに身体を動かす。


来るのは夕方か夜だろうから、それまでに準備をしておこう。



教室二個分位のかなり広いスペースに俺はバックの中身を広げた。家から持って来たものもあるが、足りないものは来る途中の店で調達したからそれもある。

かなりの量になったから、抜かりは無い筈。


先ずは逃げられないように拘束しておくものを用意しないと。



阿「これが良いかなあ」



そういうプレイで使われる簡易的なものだが、一応使い物にはなる足枷。それを壁と繋ぐ。


正直これさえ準備しておけば後は拘束した後で用意すれば良いのだが、そんな我慢は出来ない。一秒でも早くやりたいもの。



ワクワクしながら包丁やら縄やら薬やらを床に並べて行く。ターゲットは5人、その一人一人の殺し方をイメージしながら…。



阿「よし!」



ねえ皆んな、早く来てね?


俺の作った楽園(じごく)に____

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作者名: | 作成日時:2020年9月21日 18時

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