赤色の光 ９ ページ9
昼に皆と交換したメール。
何度も何度も見返してしまうのはさっきから同じ、
しげのトーク画面。
よろしくー
たったそれだけの会話。
せやけど、
それが嬉しくて、幸せで､､､。
幸せを噛み締め1人でにやけとったら
｢望！ご飯できたでー!!｣
おかんのバカでかい声が聞こえたので画面を閉じ、部屋を出ようとドアノブに手を掛けた。
それと同時に
ピロン
スマホの着信音が鳴った。
､､､もしかして！
とメールが届くと期待してまうのは片思いあるあるよな、？
変に緊張しながらスマホを開き、通知を見る。
そこには
流星、の文字。
なんっっっやねんっ！！無駄に期待したやんか！
流星には悪いけどガッカリした。
内容は
“ 神ちゃんと話したんやけど明日から昼、4人で食べん？しげも食べたい言うてるらしいし。”
と。
うっっわ。まじか。ナイスナイス。流星、神ちゃんまじナイス！あざす！！
流星もたまにはいい事するやん！！←
もちろん返事はYES！！ていうかＮＯとかありえへん！
それと、
“今日しげと初めて話したけど、ええ奴やな。頑張りや ”
やって。
別に大した内容やないけど、
なんか、じーんときた､､､。
ルンルンした気持ちでリビングへ向かう。
おかんと姉ちゃんに引かれとったけどそんなんどうでもええ！
やってこれから毎日しげに会う口実が出来たんやで！こんなに嬉しいことあらへんやろ！！
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作者名：ごれらい。 | 作成日時：2022年12月5日 19時
