桃色の光 7 ページ22
小瀧に手を引かれて、着いた所は空き教室。
机を引っ付けて、向かい合わせに座る。
軽く自己紹介をしてから、他愛もない話をした。
小瀧のする話はめちゃくちゃおもろくて、俺ずっと笑顔だったかもしらん笑
俺の話も真剣に、ニコニコしながら聞いてくれたし、反応も良くて、楽しかった
小瀧とこんな風に喋れとるけど、
俺、結構人見知りをしてしまう方で、初めましての人と話すのは苦手、、。
やけど、なんか、小瀧はちゃうかった。
いい意味で、緊張せん。
すごく話しやすくて。心が落ち着く気がした。
でもそんな幸せな時間は予鈴と共に終わりを迎えた。
まだ話したかった、
そう思いながら、小瀧と別れて、教室に戻る。
まさか、小瀧と喋れて、一緒にお昼を過ごせるなんて思ってもなくて、嬉しくて、嬉しくて、
余韻に浸る。
思い出すと、にやけてしまって、、もうやばい!!
「───っおい!重岡ー!聞いとるかー??ていうか、何ニヤニヤしとんねん笑」
あかん、授業中やって忘れとった
先生に指摘され、クラスに笑いが起こる。
ごめんな、先生!!!授業聞いてないのは、ホンマに悪いとは思っとるけど!!
俺、今めちゃくちゃ幸せやねん!!
NEXT→→→
96人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ごれらい。 | 作成日時:2022年12月5日 19時