桃色の光 6 ページ21
突然俺の目の前に大きな影が。
俺は恐る恐る顔を上げる─────────
、、え??
なんで、、?
目の前に立っとったのは、小瀧望。
俺の好きな人。
頭が真っ白になる。
めちゃくちゃこっち見とるし、
俺、なんか変な事しとった??
嬉しい様な怖い様なで体が震える。
桃「、、、」
お互いなんも喋らんくて、沈黙が耐え切れず、
赤「あ、あのー。何か?」
桃「、、はい。少しお話したくて。あ、いや、怖がらんといてください!ただ、えっと、その、、、「小瀧くんやろ?」」
桃「俺のこと、知っとるですか???」
赤「お、おん!やって君、有名やもん!クラスの女子がイケメンやー言うて。キャーキャーしとるからな、笑」
それだけやない、好きやから、知っとるんやで。
桃「うわー。恥ずいっすわ//」
恥ずかしがり方まで好感が持てる。好きやわ、
赤「そんな小瀧くんが俺の前に来るからびっくりした笑。、、、ていうか、俺たち同い年やで?タメでええよ」
桃「え!同い年なん??、、脅かすつもりなかってん、ほんまにごめん!!」
なんか、一瞬目が輝いたような、、かなりキュンやな。
赤「全然構わんで!!笑。、、、なんか用あるん、?」
桃「あー。おん。ちょっとさー、昼ふたりで食べん?」
は??なんて?、ふたりで食べん?って言うた??
信じられない、、なんでや???
心臓がバクバク言っとるのが自分でも分かる
俺、今ニヤけてないやろか、顔真っ赤なのはバレてないやろか、
赤「ええけど、、一緒におる人は大丈夫なん?」
桃「後でちゃんと謝っとくわ!じゃ、行こ!」
そう言って小瀧が俺の手を引く。
色々早すぎて頭が追いつかん
まさか、こんな事になるなんて思ってなかったから、緊張してしまうし、ちょっと恥ずかしいし、。
俺は手を引いてくれる小瀧にただ着いていく。
小瀧の後ろ姿を見て、
「彼の恋人になれたら、、幸せなんやろな、」
って思った。
それと、もしかしたら小瀧も、、
なんて、期待してもうた。
期待なんてしたら、辛くなるだけなんやけど、
やけどさ、好きな人と手なんて繋いでしまったらさ、
期待するに決まっとるやん、、
NEXT→→→
96人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ごれらい。 | 作成日時:2022年12月5日 19時