オレカ少年団と幻想の民〜最終決戦と決意のSAVEの章〜

キャラとアズリエルの過去 ページ6

フリスク「うおっ！？」
ファイヤ「なんだあのカエル」
『昔々、Ruinsに１人の人間が落ちてきました。怪我をした人間は、助けを呼びました。』
広美「あれ、戦闘が終わった…」
エイジリア「いや、また何か出てきたぞ！」
『アズリエル王子が、人間の声に気づきました。彼は人間を城に連れて戻りました。』
ありさ「一体、誰の事だ？」
キャラ「…僕の事さ。」
しおり「え！？」
『やがて、アズリエルと人間は、兄弟の様に仲良くなりました。王と女王も、人間を本当の家族の様に扱いました。地下世界には、希望が溢れたのです。』
広美のエンプレス「王って…確か…アズゴア…？」
キャラ「そう。それで、

女王が、トリ…いや、ママだ。」
全「へっ…！？」
『そして、ある日のこと…人間は、重い病気にかかってしまいました。』
フロウ「…！？」
キャンドル「そんな！」
テラ「大丈夫だったのか…？」
キャラ「…」
『病気になった人間は、１つだけ、頼み事をしました。〈故郷の村で花畑を見たい。〉でも、私達には、どうする事も出来ませんでした。』
アクア「そう…よね。だって、人間のソウルが７つ、必要なのだから…」
『そして次の日。そして次の日。…とうとう、人間は死んでしまいました。』
全「…！？」
ヴェントゥス「何…！？」
広美のクフリン「…助ける事は出来なかったのか…」
『アズリエルはあまりの悲しさに我を忘れ、人間のソウルを吸収してしまいました。その凄まじい力が、彼の姿を変えたのです。』
広美のフロウ「ソウルを…！？」
ハロウィンP「…耐えきれなくなったのか。」
『人間のソウルを得たアズリエルは、結界を抜けました。人間の遺 体を抱えて、夕焼けの空へ。人間の故郷の村へ。』
広美のダルタン「アズリエル…」
『アズリエルは村の中心に辿り着きました。そこには、金の花々のベットがありました。彼は、人間をそこに横たえました。』
広美のヒエン「…願いを叶えたのか。」
ブリュンヒルデ「優しいのね…人間は…いや、キャラは…もう…」
キャラ「…」
『突然、叫び声が響きました。村人達は、人間の遺体を抱えるアズリエルの姿を見て、彼が人間を殺したのだと思ったのです。』
ダイヤ「…！？そんな！」
パラスアテナ「このままでは…アズリエルが…！」

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