君との軌跡 (ページ3)

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光side

楽屋についた。

有「あっやぶひかだ！おはよう！」

薮「おはよう」『大ちゃんは朝っぱら

から元気だなぁ』伊「光顔色

悪くない？大丈夫？」『大丈夫だよ』

高「あまり無理はしないでね」

『はいはい、みんな心配性だなぁ』

薮「本当に大丈夫なんだな？」

『うん、大丈夫だって。じゃあ俺

ちょっとトイレ』トイレについた。

さっきより頭痛がひどくなっている。

しかもなんか気持ち悪いし…

俺は噴射するように嘔吐をした。

なんで…ご飯もいつも通りなのに…

「光…」後ろを振り向くと

薮がいた。『薮…』

「どういうこと？それ。光何かの

病気にかかってんの？」

『…わかんない』「いつから？」

『今日の朝から』「なんで言って

くれなかったの？」『薮に心配

かけちゃ悪いし…』「心配かけて

いいんだよ、俺光の彼氏だよ？もっと

頼ってよ」『うん…』「じゃあ病院

いくよ」『待って！仕事は？』

「仕事は休ませてもらう」

『やだ！仕事で穴をあけたくない！

だからお願い！これだけやらせて！』

「でも、もし重い病気だったらはやく

いった方がいいと思うけど…」

『お願い！』「…はぁ、わかったよ」

この時から死へのカウントダウンは

始まっていたんだ…