#行こうか ページ6
鯰尾｢えっ、良いんですか！？こ、これはA兄のお守りなんじゃないんですか？」
目を見開き、お守りを握りしめる鯰尾。
1度お守りの効果を使ってしまった鯰尾は主から新しいお守りを貰っていないらしく、腰に付けているそれは役に立たない。
……なぜ分かるかって、そりゃ、ヒカリを感じないから。
僕がついさっき貰ったお守りは眩しいくらいのヒカリが見える。
皆は見えていないようだけど。
まぁ、とりあえずこれなら皆、僕以外は何があっても折れずに帰って来れるね。
お守りが皆を守ってくれるから。
心配はいらない。
僕の変な暇つぶしに付き合わせてしまったんだ。これくらいはしないと。
貴方「いいや、これは僕のじゃないよ」
ニッと優しく笑いかけ、彼の頭に手を置く。
鯰尾「…あ、ありがとうございますA兄！！」
歯をみせ、笑ってくれる鯰尾を見てまた僕の心は、ほっとする。
それと同時に気が引き締まる。
乱「えぇー！！僕もA兄から"ぷれぜんと”貰いたかった〜！！！」
………まったく笑
何を言い出すかと思ったら、可愛いことを言ってくれる笑
一期「こら乱、わがままを言うんじゃありません！」
乱「んー。…………………はぁい」
一期の説教は絶対刃向かえないな笑
一見優しそうな見た目だが、目を見たら"はい”と言わざるを得ない。
この光景、見てて楽しい。
癒しも貰ったし。
そろそろかな。
さぁ、行こうか。
1580年の本能寺周辺、僕の主が切腹したあの屋敷へ。
貴方「皆、出発しよう」
皆「はい！／うん！」
元気な声と共に僕らはあの機械のもとへと足を運んだ。
初めて触れるその機械に手間どいながら僕ら、第1部隊はあの時代へと旅立った。
____________________________________
…………………この時の僕はまだ知らない。
この後起こる結末を。
自分の元主に心が向いた僕は
僕は――
………………………………僕は―――――――――――✕✕✕✕✕✕
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すずか - しろさん» 読んでくれてありがとうございます！亀更新ではありますがこれからもよろしくお願いします！ (2019年3月26日 7時) (
レス) id: d9e1742b9c (このIDを非表示/違反報告)
しろ - とてもいいですね！自分こういうの大好きなんです。更新頑張って下さい応援してます。 (2019年3月25日 18時) (レス) id: 50af05c841 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Raimu | 作成日時：2019年3月18日 17時
