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レッスンを終えて
帰る準備してたら
スッタフさんに呼ばれて
会議室に入れられた
ほんなら、なんか偉そうな人が
ふっかふかそうな椅子に座ってた
…
喋らんのかーい
どうすんのこの状況
え、怖いんやけど
なにーーー 俺なんかしたっけ
てか前のおっさん誰やねん
しばらくして
あいつが部屋に入ってきて
ますます意味が分からん
「やっと来たね
じゃあ話し始めようか」
あ、なんか聞いたことある声
はぁぁぁぁぁ
わかったぁぁぁぁ
ジャニーさんや
清掃員のかっこしか見たことなかったから
誰かわからんかったわ
テヘ
はい。 すいませんでした
マジメに聞きます
で、なんですかね？
「 you Aの面倒みちゃいなよ」
「はぁ」
とりあえず返事したものの
ちょっと意味が分からへん
まずAっていうんは
きっと、俺の隣に座る
ジャニーさんのお気に入りのことやろうな
ほんで、めんど見るん？
誰が？
俺が！
うん。一回落ち着こか
「なんで俺なんですかね？」
「直感」
テキトーやな おい
「Aもいいだろう？」
「桐山くんがいいなら」
これ、俺、拒否権なくね？
まぁジャニーさん直々のお願いやし
断るわけにはいかんやろ
ほんで俺はAの
世話係になった
ジャニーさんに
あんなに可愛がられて！
俺は苛立ちを通り越して
なんか尊敬の念を覚え始めそうやった
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作者名：朔也 | 作成日時：2017年7月3日 15時
