今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:49,339 hit
小｜中｜大
16 ページ16
you side
東京には味方なんか1人もおらんかった
いじめはないけど
誰も私を見ないし
まるでいないかのようやった
それはそれでツラかった
学校は楽しくないわけじゃないけど
関西弁の私は少し浮いてたし
あまり誰も私に興味を持っていないようやった
仕事は関西におる時より
増えた
舞台に立って
歌って
踊って
正直言って楽しかった
こんなにたくさん仕事させてもらえて
でも、ふと考えてしまうねん
みんなも関西で頑張ってんねんやろうな
まだ東京では関ジュは
そんなに知られてへんから
私が頑張らなあかんな〜
って
関西の学校におったいじめっ子からは逃げれた
体の傷は無くなった
あるのはアクロバットが
失敗した時にできた傷だけ
心の傷は
少し癒えたけど
仲間がおらんっていう新しい傷を生んだ
やっぱり私、未練タラタラみたいや
気づくと
「大阪に帰りたい」
って呟いて
涙が少し溢れてる
最近の私より
昔の方が輝いてたかもしれへんな
でも、今帰ったら…
ジャニーさんの期待を裏切るみたいで
結局どこにも自分の居場所がないことを
認めるみたいで
やっぱり関ジュは東京ではやっていかれへん
ってファンの子、東京のJr.に思われそうで
関ジュのみんなにもそう思われそうで
逃げることしかできてへん
今だってそんな現実から逃げることばっかり
考えてんねん
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 122人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：朔也 | 作成日時：2017年7月3日 15時
