君の背中

シンメ ページ7

シンメってやつに
俺はあこがれてる

ずっとこいつとやってきたんです

みたいな

たしかに同期と支えあいながら
ここまでやってきたけど

大吾と廉は最初っからなんかちゃうかったし
大吾と廉と正門とあと2人でグループ組んだりして

正門とは最初はめっちゃしゃべってたけど
俺が勝手に距離感じちゃってた

大晴と宏志郎は
ずっと2人で切磋琢磨しとうやん

雅也とかもおったけど
当時の俺は1人でおることにカッコよさ感じてる系男子やったから
あと必死になって頑張るってダセェって思ってる系男子やったから

一生懸命レッスン受けてがんばってる
雅也とかみんな見て

自分の幼さに気づきながらも
どうしてええんかわからんくて

気づいたら
仲いいジュニアって誰やろう
仕事してる時のお馴染みのメンバーって誰やろう
っていう状態になってた

仕事に呼んでもらえないと
みんなとの距離も遠ざかる一方で

さらに劣等感とかも加わって

気づいたら
独りやった


そんな俺をずっと気にかけてくれてたんが
神山くんやった

昔の俺みたいで危なっかしかってんて

今でもご飯連れてってもらったり
舞台見学誘ってくれたり

いっぱい助けていただいてる


今、すごくいい環境で
恵まれてる
って思うし
いろんな人に感謝はしてるけど


贅沢をいうことが許されるなら
シンメ欲しいなぁ


つらい時には支えあって
楽しいこともうれしいことも共有して
2人切磋琢磨して

淳太くんと照史くんとかみたいな


いまさらか

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