息抜き ページ13
目を覚ますと
私は私を見てた
ベッドに横たわる自分を
上から見下ろしてた
私のベッドの周りには
大好きなみんながいて
悠史がいて
泣いたり
悲しんだりしてた
よくドラマとかである
機械が
ピッ ピッピッピー
って鳴って
私の心臓が停止したことを知らせた
もしかしてこれ、
幽体離脱ってやつ?
あの双子ちゃん重なって
って
ちょっとふざけてる場合ちゃうで
え?
ホンマに私死んだん?
なんか今戻れば
生き返ったりせぇへんの?
とりあえず重なってみるけど
私は私の体をすり抜けるだけで
入っていかない
口からかな?
うっすら開いた口に足を突っ込んでみるけど
うん
なんもおこらへん
いや、マジで死ぬやん
もっと悠史とおりたかった
みんなとおりたかった
もっと売れたい
金稼ぎたい
笑顔にしたい
ファン増やしたい
あー
やりたいことだらけ
まだ死にたくないよ
って夢を見てん
「もー ビビらさんといてや」
お見舞いに来てくれたのんちゃんが
可愛らしく頬を膨らませる
瞳にはうっすら涙が溜まってた
私愛されてるやん
じゃ、とりあえず100歳ぐらいまでは生きようかな
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non.(プロフ) - 由華さん» コメントありがとうございます! 続編考えております!!もう少し待ってて下さいね (2019年4月29日 1時) (レス) id: 7669026f2e (このIDを非表示/違反報告)
由華(プロフ) - こんばんは!お元気ですか?更新待ってます (2019年4月27日 20時) (レス) id: e3515b5e0b (このIDを非表示/違反報告)
由華(プロフ) - 更新嬉しいです! (2018年9月16日 0時) (レス) id: bf2a3af4f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朔也 | 作成日時:2018年6月10日 6時