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「そっ、かぁ。まぁそうだ、よね。また出しゃばっちゃった…、」
「違う、そうじゃない！！今度こそ最後まで話を聞いて！」
今まで聞いたことないような彼の強い口調と大きな声に驚いたが次の発言にもっと驚くことになった。
「幼馴染にはもう戻りたくない。…だって俺Aのことが好きだから。付き合いたいって思ってるから。彼女になってほしいから！」
まさかの告白にその場から動けないでいると私の方へ寄ってきて
「本当はずーーーーっと、ずーーーっと前から好きだった。でも気づかないフリをしてた。だってAにはもっと俺なんかよりいい人がいると思ってたし、幸せになってほしい。そう思ってた。
けど心のどこかでは俺のこと好きでいてくれないかな、なんて思ってた。だからあんな告白されてどう思う？なんてAを試すような真似をして逆にA怒らせて…
ふっか、翔太、それと…今日Aに告白した奴みんなに気付かされたんだよ。俺がAの優しさに甘えてたって。なにが幼馴染だからだよ、線引きしてたのダサすぎるよね…
でも！俺の人生にはAしかいないって！そう思ったから、！
もう一回言うね？…俺と付き合ってください」
この返事を何て言葉にすればいいのか分からず、亮平に飛びつき、首に手を回した。
「…バカ」
「だよね、俺バカなんだよ」
「違う、バカだったのは私たち2人ともだよ…。
寄ってたかって幸せになってほしいなんて願っちゃって、自分が幸せにすれば解決するのに。
…こんなバカな私でよかったらぜひ」
顔なんて見れないから、この抱きついたままの体制で伝えた。
すると亮平の腕も回ってきて抱きしめ返されることになった。
「ねぇ、顔見せてよ？」
「やだ。絶対見せない！だって絶対メイク落ちてすっぴんだもん、かわいくない」
「Aのすっぴんなんて見慣れてるからなんとも思わないよ笑？」
「うるさい！…彼女として初めて会う時くらい可愛い顔にさせてよ」
あぁ、亮平の家から持ってきたクレンジングシートを使ってメイク落として、もう一度メイクし直そうかな。
私たちの関係みたいに。
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きせのん(プロフ) - オリンポスさん» コメントありがとうございます！1番楽しみだなんて…もう本当に嬉しいです(;o;)こちらこそこのお話を見つけて頂いて、素敵な感想までありがとうございました、オリンポスさんに読んで頂けて本当に良かったです( ´ ▽ ` )！ (2020年8月20日 23時) (
レス) id: 0e2493b7bf (このIDを非表示/違反報告)
オリンポス(プロフ) - 完結おめでとうございます！一番楽しみにしていた作品でしたので私が悲しい思いもありつつ…2人が幸せになってくれて嬉しかったです（ ; ; ）鈍感な所も最後バシッと決めるところも彼らしい…！長い間お疲れ様でした！素敵な作品と出会えたことに感謝です(*´-`) (2020年8月20日 15時) (レス) id: 276256117e (このIDを非表示/違反報告)
きせのん(プロフ) - もかさん» 素敵なコメントありがとうございます！私も幼馴染最強だなぁ！と思いながら書いています(笑)嬉しいことばかり言って頂き感無量です(;o;)ありがとうございます、どうぞ完結までお付き合いください！ (2020年6月12日 0時) (レス) id: 0e2493b7bf (このIDを非表示/違反報告)
もか(プロフ) - きせのんさんこんばんは〜！恋愛を必要十分条件に例えるなんて天才か〜と叫びたくなりました！私にもこんな幼馴染欲しいです(笑)もどかしい2人の関係、最後は幸せになるだろうと想像し更新楽しみに待っています！いつも素敵な作品をありがとうございます！ (2020年6月8日 3時) (レス) id: 56155af79c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きせのん
| 作成日時：2020年5月10日 0時
