内線番号：505《紫》

#15 ページ15

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「Aちゃんお酒飲む？」








「あーじゃあ…キティにします」








お、いいねワインうまそうだなとふっかさんもお酒を選んでいる。








「俺こういうの決めらんないんだよね、だからいつも通りビールで」








あと何食べようねとなったので、ふっかさんのおすすめで選んでください！と頼んだ。








合コンしていた時から食べ物の好みが似ているなと思っていたのでここは任せてみる。









「ん〜〜〜！！美味しい〜〜！！！」








届いた料理はどれも絶品で美味しいが止まらない。








「本当？よかった」








お、うまっとふっかさんも食べる。








「私今日一日美味しいしか言ってない気がします」








「んなことないって笑」








料理をちょこちょこ食べながら話をする。








「目黒にさこの間日曜日って英語で何て言うか聞いたら、あいつリメンバーって答えたのやばくない？」








「それはかなりやばいですよね、まあ目黒くん顔採用って同期の中で言われてたのでそういうことだったんですね…」








「やば、あいつ同期の中でそう言われてたんだ、今度言ってやろーっと」








「だめです！内緒にしてください！」








お酒が進めば会話も弾む。最初はちょっとだけって思っていたけれど料理との相性が良すぎて止まらない。









「そういえばさ、Aちゃんなんで合コン来たの？」








「あ〜幹事の先輩に女の子足りないからって頼まれて数合わせで行きました笑」








「なんだ！俺てっきり勘違いしてたわ」








よかったよかったとふっかさんは言ったので、








「逆にふっかさんはどうして合コン来たんですか？」








と聞いてみた。するとふっかさゆは少し赤くなった顔で








「あー、気になる子がいたから」









そう答えた。顔が赤いのはお酒のせい？それとも…？

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