内線番号：505《紫》

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注文したランチが届き、食べ始めると









「最近どう？元気？」









「あー、元気っていえば元気って感じかな」








「なにそれ元気じゃないってことでしょ








何かあった？同期なんだから愚痴っていいよ」









愚痴を言ってもいい、と言われ溜まっていたあの面倒くさい人の話をしてしまった。









「そいつやばいね、だから元気なかったんだ」









先輩も含め人に話を聞いてもらえて少しすっきりした気分になった。









「愚痴聞いてくれてありがとう」









そしてふと思い出したことを目黒くんに質問する。









「そういえば最近目黒くんたちの内線から電話かかってこなくなったよね？」









「あーー、それね気になっちゃった？」









話題が変わった途端、さっきまでの真剣な表情が少しニヤつくような表情になった。









「ぶっちゃけさ、ふっかさんの事どう思ってる？」









いきなりどストレートな事を聞かれて、なんて答えればいいのか回答に困る。









「嫌いじゃないよ」









全部を知ったうえで彼がこの質問をしてきているのかは分からない。









「これは俺の考えなんだけど、藤野さんって結構はっきりしてるからさ、嫌いじゃないってことは結構好きなんじゃないって思うんだよね」









すごい爆弾を落とされて、図星のようなそうでないような。そう考えていると









「俺これさふっかさんにぜってー言うなって言われた気がするんだけど、馬鹿だから言われてないような気もするから言っちゃうね」









こう前置きされた後に聞いた言葉にさっき以上の爆弾を落とされた。

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