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Aチームも、他の魔術師も、爆発に巻き込まれて死んだ。なんとか生き残ったのは私とマシュぐらいなもので、結局最悪の未来に収束した。

「......ありがとな、ベリル。お前に助けられたおかげで、少しは助かったよ。」

この未来を変える方法......それは一つしか残されていない。ここから先は役立たずの魔眼が示す未来より、今ある現実を信じるのみ。

カウレス「A!!!」

藤丸立香「マシュ...マシュは!?」

フォウ「フォウ!」

一つ。私はスタッフとして、マスターとして実力を示す。この世界のことなど一つも分からない藤丸にとっては、私たちは先輩なんだ。先輩として相応しい実力を示さなければ。

「すまないな...少し、体が...」

一つ。私だけに見える彼のため、これから先の未来で出会う英霊のため、生き残り続ける。

「......乙骨憂太か。いい、名前だ、なぁ。」

最後に一つ。ビーストを殺す。

「カウレス、フラット、スヴィン。マシュを掘り起こせ。早く...ロマニ・アーキマンに...」



一つの物語は、ここで幕を閉じる。

次の物語は、またいつの日か。

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作者名:琲世 | 作成日時:2022年1月25日 0時

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