永遠の約束を、ここに。 ページ41
2007年 1月2日
■■■当主捜索開始、■■日が経過。
死体は確認されていないが、人が生きていられる時間が経過したため、死亡したものとみなす。
小鳥遊カエデ｢ここから先は危険です。何人たりとも、通ることは許されはしません。空想樹の調査結果も、そちらに送信したはずです。｣
カウレス｢Aがまだいるんだ！！！通してください！！！｣
小鳥遊カエデ｢......そのノートとは捨ててしまいなさい。あの日のように、再び忘れ物を届けられる日なんて、永遠に来ないんですよ。｣
No.■■■ 空想樹
亜種と呼ばれる、通常のものとは違った樹であることが判明。人の命を糧とすることで、この世界からさらに分岐した、さらに完成された人類史へ歩むための樹。歩んだ時点でその世界は崩壊するため、空想樹を伐採したことは正しかったと断言する。
小鳥遊Aが狙われた理由は不明。
小鳥遊カエデ｢娘の遺体も見つかりませんので...葬式もやりません。同日からギルガメッシュ王も行方不明ですし、もしかしたら...｣
カウレス｢だからって捜索しない理由にはならないだろ！？カエデさん！！！頼むから通してくれ！！！｣
エルメロイ�鏡�｢カウレス、もうやめろ。｣
グレイ｢......お願いします、カエデさん。そこを通してください。｣
小鳥遊カエデ｢許可しません。時計塔へ戻り、いつも通り勉学に勤しみなさい。｣
ヴォーティガーン｢......｣
オベロン・ヴォーティガーンに生死を確認するものの、彼は魔力がなくとも生きていられる、特殊な英霊として現界を果たしていた。故に彼女が死のうと死ななかろうとどうでもいいし、彼はマスターの生死を口にすることはないと。
ヴォーティガーン｢じゃあな。後は勝手にやっとけ。｣
カウレス｢......A、なんで...｣
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作者名：琲世 | 作成日時：2022年1月25日 0時
