最後の聖杯戦争 (ページ40)

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どんな英霊であろうと、決してその宝具に逆らえることはなく。例えヴォーティガーンを殺せたとしても、対象は永遠に夢に囚われる。

＿＿＿＿俺をその場に留めるため、共に巻き添えとなった奴らも。

蘭陵王｢......核が破壊されただけマシ、か。｣

秦良玉｢そうですね...カルナ、あなたは魔力が切れるまで、永遠に落ち続ける。どう足掻こうと夢からは目覚めません。このまま落ち続け、どうか、この悪夢を忘れるように...｣

アレキサンダー｢もう少し、先生の話を聞いていたかったな...｣

魔力切れまで何年続くのだろう。俺はこの夢を何十年と見なければならないのだろうか。ヴォーティガーンが死のうと、決して消えることのない、虫

カルナ｢アルジュナ...アルジュナ...！｣

秦良玉｢......慈悲はくれてやりませんよ。くたばれ、クソ野郎。｣

俺は、僕は

カルナ｢アルジュナぁぁぁ！！！！！｣

英霊としての力が失われようと、僕という人間は死なない。魂さえも、永遠にここに囚われることを約束されてしまった。