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ヴォーティガーン「......飲み込めって、正気か?」
「それしかない...頼むから...お願い...」
君の最後の頼み、初めて奈落の虫を所望した愚か者。
その愚か者の願いを叶えた俺は、カルデアでも罪に問われなかった。ただAだけが責められ、泣かれて、移動する拠点の中に墓ができた。簡易的なものだったけど。
マシュ「あの人は...自分に関係ない世界でも、その命を懸けてまで救おうとするんです。先輩もそうでしたけど、あの人は誰よりも壊れてしまっていた。......あの人を救ってくれてありがとうございます、オベロンさん。」
虫による死が、彼女の唯一の救いだった。
カルナ「奈落の虫...またマスターの命を踏みにじる気かッ!!!」
ヴォーティガーン「俺はマスターの命令に従い、マスターを殺した。マスターが望んだことを否定するような英霊が、俺を否定するのは無理があるよ。」
カウレス「そもそもの話、向こうも殺しに来ていたからなー...ヴォーティガーン、もう終わるか?」
ヴォーティガーン「君たちがもう一押ししたら、後は俺に任せればいいよ。俺が全部飲み込んで終わりにしてやるからさ。」
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作者名:琲世 | 作成日時:2022年1月25日 0時