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カウレス｢お帰りっ、A！｣
｢......やけにテンションが高いな。どうした？｣
カウレス｢えっと...夫婦としての予行演習？というかなんでお父様たちが...｣
小鳥遊神秘｢誰がお父様だ。｣
マンションに着き、扉を叩くと夫らしく振る舞おうとするバカ。
｢以前の方が愛らしいぞ、カウレス。｣
カウレス｢......頭打った？｣
｢よし、殺してやろう。｣
そんな姿も愛しく、そんな姿も可愛らしく。これまでの振る舞いとはそう変わらないものだと思う。
｢今までと同じ話し方が落ち着くし、私も安心できるって言ってるんだ。だが...もうじき夫婦になる身として、挨拶の予行演習をしていることは褒めてやる。ただいま、カウレス。｣
カウレス｢...おかえり。うん、普通にしている方が確かに落ち着くな。｣
こうして少し惚気てる間に、後ろで待機してる親と未婚者のストレスは溜まり、愉悦組は愉悦に浸ってる頃だろう。協力者も英霊も待たせては、私たちへの評価も下がってしまう。上手いこと操れなくなる。
先に彼らを部屋の中に案内し...その前に、カウレスにも話はまた後だということを、伝えなければならない。
｢また後で、二人きりで話そう。｣
オフェリア｢今年度から、日本では殺人が認められていましたよね。｣
間桐慎二｢認められているな。よし、殺そう。｣
小鳥遊神秘｢カウレス殺すカウレス殺すカウレス殺すカウレス殺す｣
｢......？私は彼とも二人きりで話したいことがあるから、その約束を取り付けただけだぞ。それとも何だ？マンションの一室では、貴族たちにはご不満か？｣
エルメロイ�鏡�｢この天然バカッ...！｣
｢誰がバカだと？先ほど、私が土産にカップラーメンを買ったことも笑っていたな。コンビニもバカにした罪は重いぞ、この根っから貴族性質野郎め。｣
エルメロイ�鏡�｢お前が一番の貴族性質！！！｣
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作者名：琲世 | 作成日時：2022年1月25日 0時
