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ティアマトの体が弾け、何かに抑えられていた私の刃も地に落ちた。
落ちたというより......溶けた。
オベロン｢自害するための刃なんて差し出すわけないだろう？勇気も何もないくせに、身の丈に合わないことはするものではないよ。｣
｢てぃあまと、おいで｣
オベロン｢......？｣
自害は怖いです。結局何もできないし、何がしたいのか分からなかった。
｢どうすればいいのかなぁ。ティアマト、起きて。｣
結界を食い破り、泥を外部へ広げながら、私は時計塔の外へ出る。出口で弾け飛んだティアマトのすべてを取り込み、魔獣を取り込み、泣きながら体内で貪る。
君を貪り、愛を知る。人への愛を知り、聖杯は私を認め、私は受け入れる。
｢嫌い、大嫌い、死んで。｣
千子村正｢おいおい...どうなってんだ？マスター！｣
小鳥遊｢正義を気取ってるジジイに邪魔されたと思ったら、いきなりティアマトが弾け飛んだ！この事態は向こうにとっても、予想外だと思う！｣
彼女はビースト�兇虜造砲い拭�
今度は私がその頂に君臨し、その場かぎりの思い付きで生きていく番なんだな。
｢(ああ、そうしよう。)｣
グレイ｢......Aさんを殺さないと、何も終わらないんですか。｣
小鳥遊｢あー...気付いてたりする？｣
グレイ｢あなたの殺意に、魔術師たちは全員気付いていました。聖杯を回収すれば、この未来はなかったことにされ、在るべき過去へと戻るのですね？｣
小鳥遊｢......そうだよ。｣
グレイ｢それなら...カウレスさん、予定通りに。私たちはあの人を殺し、血原蓮の罪を彼女から消し去らなければならない。本来在るべき場所へ戻るために！｣
カウレス｢分かった。...A、ごめんな。俺の手で死んでくれ。｣
＿＿＿＿？
｢愛して、堕落して、甘えて、厳しく、怒り、憎み......ラーヴァは成体へ、成体は頂へ。ビースト�供△海海肪太犬垢襪發里箸垢襦Ｌい戚ご粟�、データ破損を確認。データ修復のため、死者の魂を欲する。お前たちが蘇ったのも、その為だ。故に捧げよ、故に愛されよ。死んでしまえ。｣
小鳥遊｢......ラーヴァ。そういえば、それがプリテンダーとしての私の真名だったな。真名折出、感謝するよ。こちらも本気出して、君を殺せる時が来た...！｣
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作者名：琲世 | 作成日時：2022年1月20日 19時
