魔眼蒐集列車の行く場所 (ページ33)

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召集されたマスターページ33

カドック｢...よし、行ってきます。｣

カウレス｢お前も仕事かー？｣

カドック｢昔の友達に同窓会に呼ばれた。魔術師っていうのは、冬木に行かなければならない呪いにでもかかってるのか...？｣

カウレス｢絶対に呪いだろうな。あっ、ここに縁結びできた勝ち組いるよ。｣

カドック｢元からの話だろうが、死ね。｣

カドック・ゼムルプス、一人目のマスター。家の血は他の魔術師に比べれば短いものだが、その実力は時計塔でも評価されている。

あのヴォーダイムとも友人と聞くが、彼は｢アイツは絶対に何か企んでいる｣と疑ってばかり。反対に、ヴォーダイムは｢最高の友人になれそうだ｣と評価している。

ジーク｢行ってきます、ライダー。｣

アストルフォ｢行ってらっしゃーい！魔力は心配しなくていいよ、ジーク！こうして契約が解除されても、魔力供給は食事で補えちゃうからね！｣

ジーク｢うーん...誰かの財布が犠牲になる未来しか見えないけど...いつものことだから、心配はいらないか。｣

ジーク、二人目のマスター。初めて意思を持つホムンクルスとして誕生し、一度は殺されたものの、あるサーヴァントの手によって生き延びることができた男。

今では生命活動にも支障はなく、遠坂家の支援で普通の人間として生きていけるようになった。

藤丸立香｢うわぁ...ここが冬木...！｣

？｢マスター、どうか気を付けてください。いつどこで敵に襲われるか分かりません。白昼堂々、というのはないでしょうが...｣

藤丸立香、三人目のマスター。カルデアのあの男とは全くの別人であり、魔術師の家系で生まれてきた"魔術使い"。

厳格な親が幼い頃に死んでしまい、それからは魔術を人のためにと使っていた。根源を目指さない彼に、他の魔術師は見向きもしないが、その運命力は大したものとも言われている。

実際、彼は小さい頃から何度も死にかけた。その度に死んだものと思われ、その度に生還している。魔術の腕はなくとも、その力はあまりにも強大すぎる。