魔眼蒐集列車の行く場所 (ページ32)

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時計塔に、ある招待状が届いた。

勝手に選ばれた参加者は、決して他者に自らの素性を明かさないことを約束しなければならない。

｢...また冬木だと？チッ、面倒なことになった。カルデアというものは、こんな事まで予想した上で、私に聖遺物を送ってきたのか...それとも...｣

場所は冬木、参加者はもちろん七名。そのうち、一名のみ特殊クラスの召喚が許される。特殊クラスを召喚した者の命は保証されない。

｢カウレス、あれから一週間だ。父はまだ戻ってこないだろうし、先に物件探しでもしていろ。私は仕事だ。｣

カウレス｢分かったよ。先生とライネスさんも出張だし...この時期は大変なのかなぁ。｣

｢だろうな。行ってくる。｣

これは、物語の終幕となる最後の聖杯戦争。

君たちの知る彼らの歳、人生、その他、とにかく何かが違う世界線。第六次聖杯戦争、そこに大聖杯の意思は確かにある。

聖杯戦争、開幕。