魔眼蒐集列車の行く場所 (ページ4)

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プリテンダー、この世界では一切聞いたことのない名前だ。

武器名でもなんでもないクラスに縛られているのか、彼女の攻撃手段は格闘技。一周回って、こっちのAより怖い。しかも

小鳥遊｢世界を救うんだから、これぐらい鍛えないとダメでしょ？｣

とかいう爆弾発言の投下。武器は苦手だから使ってないだけと。

カウレス｢(いや...普通に怖い。)｣

ケイネス｢貴様はどっちなのだ！？しもべなのかマスターなのか...！｣

小鳥遊｢英霊は格上だよ、ケイネス。でも下手に敬うより、バカみたいに見下すより、私たちは同等であらねばならない。｣

ケイネス｢...！｣

小鳥遊｢私の簡易召喚は数分は持つ。その数分の間、彼らに牙を向けられても知らないよ？｣

言葉の圧で相手を飲み込んでしまうし、反論もさせようとしない。

アシュヴァッターマン｢アーチャー、アシュヴァッターマン。久しく命令か？マスター。｣

オベロン｢妖精王オベロン、颯爽と登場！愛する君のためなら、何でもしてあげよう。｣

小鳥遊｢オベロンはブランカと一緒に、自害しようとしても勇気が出ない彼女の偵察だ。しそうになったら全力で止めること。アシュヴァッターマン、黄身は魔獣の掃討だ。ティアマトは私が相手する！｣

遠坂凛｢ティアマト...本当にその名前だったのね。あれを相手するの？｣

小鳥遊｢するよ。それが人のため、世界のためなら尚更ね。｣

英霊と対等に話し、指示を下す。マスターらしいような、そうでないような人に見えた。