どこか遠い世界の聖杯戦争 (ページ50)

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妖精騎士ランスロット｢災難だったね、マスター。あの英霊とは何を話したんだい？｣

｢......選定の杖を持つマスターを探していたよ。どっかの天才を生贄にしておけば、勝手に消えていたと思うな。別にこの身を捧げる気は毛頭ないけど。｣

妖精騎士ランスロット｢自画自賛だね。でも君の言う通り、君は天才だ。霊墓で君が話したトラウマというものを拭えず、未だにノートがないと魔術を思い出せない。君の武器はある家系の魔術と銃のみ。｣

｢えっ、どっち？｣

妖精騎士ランスロット｢褒めてるのか貶してるのか？もちろん前者さ。君は僕のように強い、それは認めるとも。故に僕も誓おう。他の誰にも、君という存在を渡すことはないと。僕の忠誠心はゴキブリ並にしつこいからね。｣

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