どこか遠い世界の聖杯戦争 (ページ28)

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卒業、進む道ページ28

藤原大河｢血原先生、海外に行ったんだってー。お父さんは退院してすぐ事故で亡くなられたけど、海外ではうまくやれると思う？｣

葛木宗一郎｢かもしれないな。｣

藤原大河｢そうだ！葛木先生、結婚するって聞いたよ！？心なしか嬉しそう！｣

葛木宗一郎｢愛する人と共に在ることができるのだから、当然だ。｣

藤原大河｢ですよねー！...おや？あそこで話しておられるのは...キラーンッ！｣

葛木宗一郎｢(自分で効果音を...)｣

｢死ぬ前にってことで、もう少しだけ杖の力を借りただけです。魔力を使ってあなたを受肉させました。もしかしたら私たちの敵になっていたかもしれない方、美しいキャスターさん。どうか幸せになってくださいね。｣

メディア｢サーヴァントにそこまで優しくするなんてね...驚いたわ。｣

｢あなたというキャスターは、普通に生活を送った方がお似合いですよ。身の丈に合わないことをすると、いつかは自分の愛人さえ殺しかねない。ではさようなら。｣

藤原大河｢やっほー！って、あれ？仕事をいっぱい押し付けれる相手がいたと思ったのに...｣

葛木宗一郎｢生徒に仕事を押し付けようとするな。｣