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消えてなくなれ。
殺さなくてはいけない。汎人類史に、あれを連れていっては、いけない。みんな、死ぬ。
だから殺す、殺す、殺す＿＿＿＿
アンデルセン｢雷食いのバーゲスト、妖精はここだ。｣
＿＿＿＿＿＿＿＿＿
もう、来てしまった。殺さなくては。
アンデルセン｢(サーヴァントと妖精の区別もつかない愚者...囮はなんとか成功か。後は俺の宝具を使い、しばらくは俺の理想通りの姿に仕立てる必要がある。)｣
妖精を殺し、汎人類史の彼らを救う。決してブリテンから妖精を出してはいけない。必ず、ここで仕留める。
アンデルセン｢脱稿の時だ。小鳥遊A、お前は未来の自分を夢見ていない。その一生を普通の生活に費やすばかりか、根源に辿り着くことに捧げる大馬鹿者だ。だから...お前に力を託した、ある妖精の姿を貸し出してやる。記憶はそのままだが、姿も能力も、すべてお前のものだ。｣
アドニス...もう少しで、お前に会えるな。
アンデルセン｢『
ご都合主義は嫌いだ。王道展開なんてもっての他だ。
アンデルセン｢(だが...カウレス、お前にはよく俺の物語の良さを語った。お前たちの中ではともかく、俺の中の死は美だと語った。そのお前からの頼みだ、死に際に素晴らしい贈り物を授けよう。)｣
カウレス｢...アンデルセンッ...｣
イリヤスフィール｢こっちは準備万端よ！アンデルセンは...もう死んだのね。｣
衛宮士郎｢このまま走って突撃か！？A！｣
？｢......いえ、転移させます。幼き頃より使えてしまった、私だけの秘密の魔術。大丈夫ですよ。臓物が浮くような感覚はしますが、一瞬です。｣
間桐慎二｢えっ｣
間桐桜｢はい？｣
？｢選定、第一段階の解放を確認。｣
グレイ｢本気ですか！？｣
？｢本気です。選定の杖、起動。対象を■■-■地点まで。｣
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作者名：琲世 | 作成日時：2022年1月10日 18時
