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「私は小鳥遊A、秀才ではないけど天才だね。君の主として、相応しい人だと思うよ?」
沖田総司「僕という天才に、確かに相応しい人材だね。僕は新撰組の沖田総司。君が持つ加州清光の縁を辿って、誰よりも先に君の手を掴んだセイバーだ。」
「......私、聖杯戦争は知識しかないよ。そこら辺は君より劣ってるけれど、一応立ち位置としては私が上だから。早速だけど、お腹はすいてない?」
沖田総司「英霊は基本的に食事を必要としないんだよ、お嬢さん。魔力を必要とした時に、少し補給する程度かな。一番手っ取り早い方法としては、君の血を飲むことなんだけどね。」
「マスターの液体ならなんでも?」
沖田総司「涙でも可能だと思うよ。どちらにしろ、今の時代の食事がどんなものかがすごく気になるな。何か作ってくれる?」
「もうあるよ。お父さんとお母さんがね、いつ英霊が召喚されてもいいように、現代の食事を作ってくれてるんだ。それから今風のラフなお洋服もね。君の白い着物も似合いはするけど、そっちの方が違和感ないでしょ?」
沖田総司「......うーむ。君の両親、薄情なのか親切なのか...」
「変なところで優しい。」
沖田総司「へー...」
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作者名:琲世 | 作成日時:2022年1月5日 13時