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衛宮士郎「A、昼飯はどうするんだ?」

「血原に呼ばれたから食べないし、これから彼に会いに行くところだよ。昼の時間になったら戻るから、君たちはアサシンの特定を頼む。マスターは慎二の調査のおかげで、ようやく確信が持てた。」

間桐慎二「血原草子本人だよ。Aが先に特定してたのは意外だったな。お前、索敵魔術は得意だっけ?」

「バカが令呪は隠すものじゃないって気付いてなかった。その幸運のおかげだよ。それじゃ、またお昼に。」



血原草子「......おっ、来た。その杖はどしたの?いやぁ、よく似合ってるね。」

「自分の身を守るため。用件は?」

血原草子「ようやく君からもらったお金、そのすべてを返済できる目処が見えたんだ。親父もしばらくは安泰だし、家賃も払えた。今回は本当に得しかしてない。」

「驚いた...君にもそういう感情はあるんだな、アサシンのマスター。私の見立てによれば、君は人へ向ける感情が歪だと思ってたよ。」

血原草子「......それは大当たり。世間一般から見れば、俺は異常者だよ。でも俺にとっては違う。最初に屋上でお前の秘密を知ってから、お前のすべてを見たくなった。だがお前の警戒心があまりにも高いおかげで、盗撮も何も上手くいかなかった。」

「やっぱり歪じゃないか...これで終わりか?私は友人と昼飯を食べたいんだ。」

血原草子「ああ、終わりだとも!君は気配がある者へ警戒心が強い。なら、気配を遮断したアサシンはどうだ?」

「...?何を、」

血原草子「しばらく物置の中に閉じ込めさせてもらうぜ、俺のプリンセス。」

.→←愛のカタチ



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作者名:琲世 | 作成日時:2022年1月5日 13時

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