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『 Aちゃ〜ん …まだ〜？ 』
「 ちょっと待ってね〜 」
遠くから私を呼ぶ甘ったるい声がして、
化粧水をバシャバシャと顔にふりかけた。
すると、足音が聞こえて、ひょこっと現れた彼。
後ろから私を抱きしめてきて、鏡に映る体格差に思わずドキッとしてしまう。
『 遅いねんけど、 』
「 …まってあとちょっと 」
少し不貞腐れたような声でそう言った彼は、
私が次に手にした保湿クリームを『貸して』と言い手に持った。
『 おれが塗ったげる 』
「 ちょっとだよ？ ベタベタしないようにしてね 」
『 うん。はい、Aちゃんこっち向いて 』
私よりずっと背の高い駿佑くんにそう言われ、
見上げるようにして顔をあげる。
うう…かっこいい、好きすぎる。
私の頬にクリームを塗る真剣な顔の駿佑くんを見つめては、
胸がドキドキしてたまらない。
『 柔らか…もちもち (笑) 』
むにむにとさせて喜ぶ駿佑くんに、もう訳が分からないくらい心臓がドキドキして、思わずその胸に顔を埋めた。
『 んえ？どしたん 』
「 …………だいすき 」
『 俺もだいすきやけどさ、…ん？Aちゃん？ 』
とりあえず、私の頭を撫でる駿佑くん。
困惑させてごめんね。でもね、やっぱり凄く愛おしい。
背中に腕を回してもっと強く抱きしめる。
優しく聞こえる駿佑くんの笑い声と、『どしたん〜』って甘い声。
「 ……駿佑くん、」
『 うん？なあに 』
「 きす、したい 」
ちょっとだけ、おねだり。
胸に埋めていた顔を上げてそう言ってみると、
背中を丸めて私にキスを落とした彼。
潤んだ瞳に少しずつ熱が籠っていくのが分かる。
狭い洗面所で駿佑くんと後ろの壁に挟まれながらキスをする状態に、少しばかり興奮して、ドキドキしていて。
「 ……背中、痛くない？ 」
『 大丈夫。Aちゃんこそ首痛ない？ 』
「 うん。へいき 」
深いキスが始まる前に、そんな会話をした気がする。
『 …ちっさくて可愛ええ 』とか、言ってた気もする。
2人の水音と、お風呂場の換気扇の音。
それだけが私の耳に届いてきて、体の内側が疼く。
『 …、Aちゃん。最後までしていい？ 』
「 ……っ、」
無言は肯定と捉えた彼は、私にもう一度キスをすると、
『ちゃんと捕まっといてよ』と、甘い声で囁いた。
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Ange(プロフ) - 乃木坂と道枝くんが大好きなのでめちゃくちゃ嬉しいです！！更新を楽しみにしてます！ (2023年1月25日 20時) (
レス) id: 4048d61eeb (このIDを非表示/違反報告)
えむちゃん(プロフ) - はじめまして！リクエストで夢主ちゃんと道枝くんで生放送の番組に出てその日夢主ちゃんが朝から体調が良くなくて道枝くんがさり気なく背中擦ってくれたりするお話書いてほしいです！ファンの子たちのTwitterの呟きも書いてほしいです(T_T)よろしくお願いします！ (2022年9月2日 17時) (レス) id: f39b1306e8 (このIDを非表示/違反報告)
未優 - 移行おめでとうございます！いつも楽しく読んでます！みっちーの家で夢主ちゃんと2人でお家デートしてるときに、急にメンバーが遊びに来るお話を見たいです！よろしくお願いします！ (2022年8月12日 13時) (レス) id: 8d5f63e0c8 (このIDを非表示/違反報告)
さな - 移行おめでとうございます❣️駿佑くんと夢主ちゃんが一緒にお風呂に入るシーンを詳しくお願いしたいですー！ (2022年8月10日 7時) (レス) id: 029ddb039d (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2022年8月7日 12時
