うるさい ページ19
『ゲホッ…ゲホッ…オ"エッ…!』
まだ女子と呼んでもいい年齢なのかはさておき、女子としてあるまじき声。
こんな咳聞かれたくないし、早退して正解だったかも。
何か食べようかと思ったけれど生憎、家には豆腐が一丁とカップラーメンが1つしかないことを思い出した。何か食べないと確実に死ぬ。レトルトのお粥ぐらいはストックしておきたい。
『あの…そこのスーパーの前で下ろして貰えますか?』
とりあえずスーパーに寄って、食料を調達することにした。
テヨン帰ったか?
Aスーパーに寄ってるよ
テヨンからのメッセージを返してカゴを取ろうとした瞬間また通知が鳴った。
テヨン真っ直ぐ帰れって言ったじゃん!
テヨンスーパーで具合悪化したらどうすんだよ!お前ってやつは!
重い…。
どうしてこうも、テヨンは心配性なのだろうか。
無視しようと放置していたものの通知が収まることを知らず毎秒鳴り続けるものだからついに堪忍袋の緒が切れた。
TY「もしもし?お前…」
『テヨンうるさい!!』
それだけ怒鳴りつけて電話を切った。
我に帰ると、何が起きたのかと買い物中の主婦や老夫婦の視線が私に集中していた。
あーもう、本当に恥ずかしい…テヨンのバカやろう。
――――――
更新が遅くなったり久しぶりの投稿なのにミンギュが出てこなかったり重ね重ねすみません;;;;
454人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「SEVENTEEN」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ニカ | 作成日時:2017年2月26日 12時