午前0時、アメリカーノに (ページ8)

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この中だったらページ8

TY｢と、今回はこんな感じでよろしくお願いします。｣

『お願いします！』

緊張の最中、やっとこのとで打ち合わせが終わった。コンセプトの説明だけなのに、なんだか何時間もやってるように感じた。

TY｢撮影当日は自分ら2人も着いているので、分からないことがあれば聞いてくださいね。｣

HS｢やった～！こんな綺麗な人が撮影にいてくれたらモチベ上がる！！｣

『え？』

SC｢はーいホシくん黙ろうねー？｣

HS｢いたいいたいっ！！｣

私を綺麗と言ってくれたホシさんの頭をグリグリといじるエス、エ…えっと…リーダーさん。

JH｢あの。つかぬことをお聞きしますが、2人はその…｣

『？』

JH｢付き合ってるんですか？｣

『え！？』

TY｢俺がAと？ないない！ないですよ！｣

『そうですよ！テヨンとは同期なだけですから！』

JH｢あー、なるほど！仲良さそうにプレゼンしてたんで、てっきりカップルなのかと。｣

そう言っていたずらっぽく笑う彼はえっと…あ、ジョンハンさんだ。

『彼氏なんてそんな、私には……』

その場をしのぐように、手を振りながら否定する。

MG｢じゃあ、この中だったらだれが一番好きですか？｣

『…は？』

すると突然、今までずっと黙ってたミンギュがとんでもないことを聞いてきた。思わずとんでもない言葉遣いをしてしまった。
何かやらかすんじゃないかとは思っていたけれど…。

SC｢ちょっとミンギュ！Aさん固まってるだろ！セクハラだぞ！｣

MG｢あ…ごめんなさい！｣

『だ、大丈夫です。』

いきなり何を言い出すんだ。そんなこと、ミンギュの口から直接聞かれるなんて思いもしなかった。
意識していい、という合図なのか、ただ疑問に思ったのか。
ミンギュは一体どうしたのだろう。