誠也様ファンクラブの会長は私です2 (ページ7)

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「う、美味すぎる…じゃなくて上手すぎる」

誠也様の歌声はそれはそれはもう、上手いの一言では言い表されへんくらい感動した

録画しときたかったけど、それはさすがに色々バレるから我慢したけど、ファンクラブの人達にも聞いてほしい

末「あっかん、声でえへんかった」

「いやいや！めっっっっちゃ上手かったです！」

末「ほんまに？ありがとう」

次のライブでこれ歌うらしいねんと言う誠也様

ああ、ますますファンが増える予感がする

末「次、Aちゃん歌う？」

「あ、いや私は…」

末「いいやん、せっかくやから歌おうや」

「でも、知ってる曲少ないですし、好きなバンドの曲はサビは歌えるけどAメロとかは低くて歌えるないんです…」

末「それやったら、低いところは俺歌うわ」

「えっ」

それって、一緒に歌えるってこと！？

こうして、誠也様と一緒に好きなバンドの曲を歌った

「(今日ほんまに死ぬかも)」

誠也様とデートできて、一緒に好きなバンド歌えて…

いっそ、このまま死にたい

「い、いや！死んだらあかん！まだやりたいこといっぱいあるやん！」

末「え、Aちゃん死ぬん？」

「え？あ、いや…」

また声出てた…………