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あまりにも急な佐野くんの告白に戸惑った私は、大晴先輩に相談することにした
福｢なるほどな〜｣
｢いや、気持ちは嬉しいんですけどね？やっぱり佐野くんは友達なんで｣
福｢誠也くんのこと好きやしな｣
｢はい｣
なんせ、誠也様ファンクラブの会長ですから
福｢まあ、昌哉が告白したんは俺らに原因あるわ｣
｢え？｣
話によると、佐野くんはずっと先輩たちに相談してたらしい
けど、誠也様が好きな私を振り向かせるには意識されるところから始めなあかんという結論が出たと
｢え！ちょっと待ってください！正門先輩とこじけん先輩も私が誠也さ…末澤先輩のこと好きって知ってるんですか！？｣
福｢まっさんはビックリしてたからそこで気付いたと思うけど、こじけんはそんな感じやったな〜｣
｢、まじか…｣
こんなん、いつ誠也様に知れ渡るか時間の問題やん
福｢でも見方は多い方がいいし！な？｣
｢いやいや、先輩たちは佐野くんの味方でしょ｣
そんなん、また正門先輩辺りが変なことしでかすに決まってる！！！！
福｢いや！俺はAちゃんの味方やから！｣
｢本当ですか？｣
福｢もちろんやん｣
｢…………裏切らんといてくださいね、｣
佐野くんに泣き疲れても、と言うと少しだけ上を向いた大晴先輩
｢やっぱり佐野くんの味方やん！！！！｣
ここに来て最大の味方を失いそうです
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作者名：ま。 | 作成日時：2023年12月22日 7時
