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佐｢おはよう、Aちゃん｣
｢あ、お、おはよう｣
佐｢どもりすぎー｣
｢や、だって｣
あれ？
昨日の佐野くんは幻かな？っめくらい普通や
｢(そっか！)｣
あれは夢やったんや。そっかそっか
佐｢あ、今日軽音部来る？｣
｢へ？｣
佐｢まずはドラムやってるとこから見てもらってギャップ見せてこうかなーって｣
｢ギャップ…？｣
佐｢Aちゃんに好きになってもらいたいから｣
｢なっ！！！、！｣
やっぱりあれは本当やったんか
｢さ、佐野くん…｣
楽しそうにドラムスティックとやらを拭いてる佐野くんには言えないけど、何回かドラム叩いてるところ見てるからギャップにはならんと思うよ
それに私は何があろうと誠也様一筋ですから！！！！！
佐｢あ、誠也くん｣
｢え！？！？！？｣
佐｢嘘やし｣
｢は？｣
佐｢ほんまに誠也くんのこと好きなんやな｣
｢いや、とういうかいつ気づいたん…？｣
佐｢いつやったかなー？なんか、誠也くんにだけ態度ちゃうなーって思って｣
｢そ、そんなにわかりやすい？｣
佐｢うん｣
｢まじか｣
ほんまに気をつけよ
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作者名：ま。 | 作成日時：2023年12月22日 7時
