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小島｢………は？｣
｢もしかして、知らんかったん？｣
小｢誠也くんとはもう終わってるって聞いてたから…｣
福本｢じゃあ、Aちゃんが嘘ついてたってこと？｣
こじけんからきちんと話を聞こうと思ってさっき見たことを話すと、こじけんの大きい目がさらに大きく開いたから、本当に知らんかったんやなと確信した
｢末澤先輩のことはなんて聞いてたん？｣
小｢ただの元彼って｣
福｢でも、仲良さそうに歩いてたで？｣
小｢……………………………｣
｢ちゃんとリリィと話した方がええんちゃう？｣
小｢おお、｣
｢というか、そんなに興味なさそうやったのに急に付き合うとかなんでなん？｣
小｢……たまたま誠也くんと一緒におるところに出くわして、少し話したらなんかちょっと気になってん。そんで、今度はふたりで会った時に誠也くんは元彼って言ってたから、告白したら付き合うことになった｣
福本｢そうなんや…｣
小｢誠也くんと会うのもうやめてって言ったんやけどな、｣
｢こじけんってそんな彼女を束縛するタイプやったっけ？｣
小｢いや、こんなんAが初めてや｣
｢そっか、｣
リチャ先輩もそうやったけど、恋愛にあんまり熱くならないタイプの人をこんなに夢中にされるリリィが少し怖くなった
それと同時に、もし大晴がリリィと付き合うことになってしまったらどうなるのか、想像もしたくないことを考えてしまった
小｢とりあえずAと話してみるわ｣
｢そうやね、ちゃんと解決するといいね｣
小島｢おお、ありがとう｣
後日、こじけんとリリィが別れたとの噂が流れた
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作者名：ま。 | 作成日時：2023年10月23日 20時
