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私との約束を守ってくれているかのように、大晴とリリィは順調に付き合ってもうすぐ1か月になろうとしていた
福｢来週、1ヶ月記念やねん。何したらいいと思う？｣
｢え、１ヶ月で祝うん？｣
福｢そりゃそうやろ！｣
｢えー…リリィは何するか知ってるん？｣
福｢いや、サプライズでやろうかなって思ってる｣
｢それやったら普通にプレゼント買って渡したら？｣
福｢やっぱりプレゼントがいいかなー。何渡そう｣
｢それはもう自分で決めえや｣
大晴とリリィのことで話してたら胸が痛むのは変わらない
けど、こんなに幸せそうにされたら早く別れてほしいとも思えやん
｢はあ、｣
福｢ん？カンナどうしたん？｣
｢あ、いや、｣
福｢なにか悩みがあるなら教えてな！幼なじみやし｣
｢……うん。ありがとう。あ、ほらリリィ来たで｣
福｢ほんまや。Aちゃん！｣
私の心配なんてすぐに吹き飛んで、リリィのもとへ走る大晴
そんなことにはもう慣れた
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作者名：ま。 | 作成日時：2023年10月23日 20時
