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ハンさんから連絡があり、みんなで駐車場まで移動して車に乗り込んだ
後ろの座席にちずと2人、並んで座りヒソヒソと小声で話す
「A、大丈夫？」
「うん？大丈夫だよ？」
「・・・・なんかさあ・・・・・いいや、あとでまたゆっくり話そ・・・」
いくら日本語とはいえ、さすがのちずも狭い車内では話しづらいようだった
そっと、車の窓に寄りかかる
未だに熱い耳と腕は、ひんやりとした窓がとても気持ち良くてそのまま
目を瞑ると、ゆっくりと深く息を吐いた
車が止まった気がして、目を開けると、大きなマンションの前だった
周りを見ると、どうやらみんなコンサート終わりで疲れていたようで、ぐっすりと眠っていた
「オッパ、ありがと！！また明日ね！」
ミニョンの宿舎に着いたらしく、ハンさんに挨拶をして元気よく車を降りていく
その時に、しっかりと私を睨むのを忘れない
なかなかここまでしっかりと嫌われるっていうのは
そうそうない経験で、ある意味分かりやすくて気持ちがいいと思う私は
ちょっと変なのかな？(笑)
ミニョンを降ろして、またすぐに車は走り出す
そっと車内を見回すと、いわゆるチャンベクで寄り添って寝ていたり
カイが長すぎる足を放り出して、小さくなって寝ていたりして、
EXOの私生活を覗いているようで、一人でニヤニヤした
いや、実際覗いているんだけど・・・・
写メ撮っておきたい・・・
いやいや、どうせならシウミンを取っておきたい・・・
シウミンと撮った写真なんて、ほぼ無いに等しく
仕方ないんだけど・・・・
唯一、携帯の待ち受けのお揃いのブレスレットをした腕が写っているものだけ・・・
それでも、幸せだから、いっか・・・・
これ以上のものを欲しいと思うのは、贅沢な気がした
そっと、ブレスレットを撫でていると
車が建物内に入っていく
どうやら、ホテルに戻ってきたようだ
顔を上げると、シウミンがこちらを向いていて、降りるよ、と合図された
まだみんな眠りの中で、音を立てないようにそっと車を降りる
「ちずは、どうしよう？？」
「大丈夫、みんなに任せておけば平気」
まあ、ちずなら平気かな？
そっと手を取られ、シウミンに連れられるようにしてホテルへと入って行った
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ぴー(プロフ) - はじめまして。お話とても面白くて一気に読ませて頂きました。大人なしうちゃんも読んでみたいのでパスワード教えてください。よろしくお願いします(｡-人-｡) (2017年8月16日 9時) (
レス) id: d8375d05c8 (このIDを非表示/違反報告)
ponpokorin(プロフ) - 更新ありがとうございます！すごくすごく嬉しいです！ (2017年7月27日 21時) (レス) id: c7de1c3fd8 (このIDを非表示/違反報告)
ヒロン(プロフ) - お久しぶりです(^^)本当にこのお話が好きすぎて何度も読んでます♪ずっとずっと待ってますゆっくりでいいですので更新しようと思ってくださるときにお願いします(*^^*)今日の更新とっても嬉しかったです☆ (2017年7月27日 19時) (レス) id: 333f1ca2ce (このIDを非表示/違反報告)
mymy(プロフ) - 作品が大好きで何度も読み返しさせてもらってます！今日更新の欄にあったのでどきっとしました^^気長に更新待ってます！素敵なお話ありがとうございます！ (2017年7月27日 18時) (レス) id: 6e484309aa (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - 初めまして続き更新お願いしますとってもおもしろいです楽しみにしてます (2017年5月22日 6時) (レス) id: 2c02b697e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美夜 | 作成日時：2015年10月27日 8時
