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とりあえず、全員着替えてくるということで、メンバーはその場を離れる
残されたのは、私とちずとミニョンだった
「・・・・どこの人ですか？日本？中国？」
「あ・・・日本です」
「ふーん」
そう言いながら、ジロジロとこちらを観察するかのように見てくるのがなんとも言えない気分になる
「道理で・・・韓国語・・下手ですもんね」
フンっとバカにしたように笑われ、一瞬ムっとするけど、事実だから仕方ない
普段、シウミンと2人で会話している分には気付かないけれど、こうして韓国まで来ると、シウミンがいつもいかにゆっくり、分かりやすく話してくれていたかがわかる
さすがに早口になられるともう聞き取れないし、流行の言葉なんか使われた日には、頭が？しか出てこない
「ミニョンさんは、どちらの方ですか？」
横から急にちずがそんなことを聞くから、私も、もちろんミニョンも「は？」となった
だって、彼女は見るからに韓国人だし、名前だってそうだ
一体何が言いたくてそんなことを言っているのか理解できず、ちずを見つめる
「韓国ですけど？？見えません！？」
やや怒り気味に言うミニョンに、ちずが謝った
「あら・・・そうなんですか？ごめんなさい。韓国って儒教の国でしょ？年上にたいしての態度が・・・ねぇ？」
そう言って、にっこり笑うちずはさすがに怖かった
「なっ！！！・・・・何が言いたいの！？」
「いえいえ、ただの疑問ですから、お気になさらず」
にっこりと笑うちずは最強だ・・・・
「ねぇA、シウミン、どこにご飯食べにいくって？」
このタイミングで、この質問！？って思ったけど
「うーん・・・聞いてない」
答えるか答えないかのタイミングでミニョンが立ち上がる
ミニョンはご飯は今度と言われたけど、今日のご飯の相手が私たちだとわかったのだ
それはイラっとするだろう
こちらをじっと睨みつけてくる
何かを言うかと思ったけれど、無言でその場を立ち去った
「・・・・ちず・・・」
「なに？」
「大丈夫だから(笑)」
「・・・・ほんとに？・・・ちゃんとシウミンに彼女って言ってもらいなよ！じゃないと、この先こういうことどんどん増えてくるよ？」
「いいの、分かってるから大丈夫」
全然、大丈夫じゃない、とちずにブツブツ言われたけど、笑ってごまかした
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ぴー(プロフ) - はじめまして。お話とても面白くて一気に読ませて頂きました。大人なしうちゃんも読んでみたいのでパスワード教えてください。よろしくお願いします(｡-人-｡) (2017年8月16日 9時) (
レス) id: d8375d05c8 (このIDを非表示/違反報告)
ponpokorin(プロフ) - 更新ありがとうございます！すごくすごく嬉しいです！ (2017年7月27日 21時) (レス) id: c7de1c3fd8 (このIDを非表示/違反報告)
ヒロン(プロフ) - お久しぶりです(^^)本当にこのお話が好きすぎて何度も読んでます♪ずっとずっと待ってますゆっくりでいいですので更新しようと思ってくださるときにお願いします(*^^*)今日の更新とっても嬉しかったです☆ (2017年7月27日 19時) (レス) id: 333f1ca2ce (このIDを非表示/違反報告)
mymy(プロフ) - 作品が大好きで何度も読み返しさせてもらってます！今日更新の欄にあったのでどきっとしました^^気長に更新待ってます！素敵なお話ありがとうございます！ (2017年7月27日 18時) (レス) id: 6e484309aa (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - 初めまして続き更新お願いしますとってもおもしろいです楽しみにしてます (2017年5月22日 6時) (レス) id: 2c02b697e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美夜 | 作成日時：2015年10月27日 8時
