文学教師 (ページ25)

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女子高生の恋愛事情ページ25

友達玲花、陽真理(夢主さんの親友)
先生荒木先生(イケメンでファンクラブがある)
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Aside

部活終わりにG組を覗くと、仲のいい2人がちょうど残っていた。クラス替えのせいで全く会っていなかったので久しぶりに声をかける。

どんな会話から始まっても女子高生が行き着くところはやっぱり「恋愛」。
てなわけでいつの間にかそれぞれの恋愛事情の話になっていたのだった。

陽「てかＣ組の荒木先生かっこよくない？」

玲「分かる！！やばいよねイケメン過ぎ、、」

陽「待って玲花も！？じゃあ敵なんだけど！！」

玲「えー陽真理もリアコ！？
じゃあもしかしてAも、、？」

A「違うから安心して笑」

「「よかったー！！」」

陽「ちなみに誰が好きなんすか？((ニヤ」

玲「百田先生すか？笑笑」

陽「それはないわ笑笑おじいちゃんよ。」

A「さすがに百田先生はない笑

私は新先生が好きだから。」

陽「ふえぇ！？意外、、どこがいいの？」

A「話とかテンションが合うんだ。あと、
単純に新先生の寂しそうな顔が色気あって、惹かれたというか。」

玲「寂しそうな顔って笑
まあ新ちゃん先生の場合はネガティブメンヘラだからなあ笑笑」

陽「いい意味でも悪い意味でも素直過ぎで先生らしくないし笑笑」

A「それが他にはなくて好きなんだよ笑」

G組は最も端にあるクラスなので、他には誰もいないと思って秘密にしていた新先生の話ばかりした。2人も荒木先生のかっこよさについて熱く語ってくれて、気がつけばもう外は暗くなっていた。
慌てて教室から飛び出し、バスを調べる。
幸い乗り遅れてはいなかった。
ほっと一息ついて皆で階段を降りる。

玲「あーっ！新先生こんにちは((ニヤ」
A「こんにちは。」
新「あ、こんにちはっ、」
陽「おぉー！こんちは笑」

なんかデジャヴだな。
と思いつつ、とりあえず挨拶をする。

が、何故か決まりが悪そうな顔をしている。
口元を手で覆い、ふいっとそっぽを向いてしまったようだった。

陽「なんか対応塩だったね」

玲「確かに。まさかとは思うけどさっきの話聞こえてたんじゃない？笑笑」

不意に玲花の爆弾発言が廊下にこだます。

みんなで目を合わせ、口元を緩めた。

「「「そんなことあるわけないでしょ／ないか笑」」」

なんて言っていたことが現実だったと
気づくのはまた後の話。