9話 ページ11
バタンｯ
ﾌﾞｳｫｫｫｫｫ
『ｻｯﾑｯっくない…』
吹雪なのにも関わらず寒さがまったくない
さすがゲーム
さてと、多分最後だよね…
『あ〜、なんか一番強そうだな…』
目の前には私の瞳のような色をした多分神鳥がいる
『さしずめ、氷属性ってとこかな？』
私は弓を手始めに構えた
吹雪の中で当たるわけがないって？
はっ！
弓道全国選手権女子の部1位を舐めないでいただきたい！
こんな状況に私は今ものすごく興奮しているのだ
あとで理沙にお礼言わなきゃだね…
吹雪の中矢を打った場合風の速さ雪での減速、あの鳥の避け方の予想…
鳥は私が矢を打つと吹雪の中が関係ないとでも言うように避けていった
だけど…
ｶｷﾝｯ
舐めないでいただきたい
避けられることくらい予想済み、行動を予想してそこに向けてもう一本矢を打っておいたのだ
さてと、やりますか…
＿『あー、HPバー全然減ってないじゃん…』
私はあの後たまにこちらに飛んでくる氷の礫を避けながら矢を当てていった
百発百中はどうしても2本中1本は避けられてしまうのでたまらない
だけど、剣ノ舞で攻撃力は上がってるんだけどな…
目の前の鳥のHPバーは残念なことに2割しか減っていない
『40は当てたぞ〜』
矢が弱いと言うよりかは彼奴のHPがおかしいのだ
氷の礫も耐えられても一回だろうし…
『しかたない、魔法に切り替えますか…』
氷には火だよね
『炎の渦』
そう唱えた瞬間ゲームでなければ私も燃えてしまうであろう炎の渦が氷神鳥を包み込んだ
氷神鳥は流石に焦ったのか炎の渦からでようと翼を羽ばたかせた
『HPは3割削れたのか…』
すっからかんになったMPを回復するためにMPポーションを取り出す
ﾁﾘｯ
『え？』
MPポーションを飲んでいるときに体が少し痛かった
まさか…と思い自分のHPを確認する
『HPが3減ってる…』
状態異常はなんだ？
『凍傷…』
私は10分以上この吹雪のフィールドに居る
だから凍傷になってしまったんだろう
10秒に3ダメージってとこか…
約6分で死亡
絶対に勝ってやる！
彼奴は私のさっきの攻撃に当たりたくないはずだ…
だからまずは弱い攻撃を当てていく
弓から杖に持ち替え氷の礫を交わしながら魔法で攻撃する
HPが残り3割の時だった
私の頭上から避けれる場所なんてないほどの氷の礫が落ちてきたのだ…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 82人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紅 - とっても面白いです!!続き楽しみにしてます! (2023年4月17日 22時) (
レス) @page41 id: b3496c9ef0 (このIDを非表示/違反報告)
虚無(プロフ) - 更新がされてない作品がとても多いですね☺ ある程度話の流れを決めて数話作成しておくと途中止まり無しで書き続けやすいですよ☺ (一つの作品が完結するまで他の作品を作らないこともオススメです☺) (2022年8月16日 8時) (レス) id: dfb21eae4f (このIDを非表示/違反報告)
ゆぅ君(プロフ) - パスワードを思い出せました！と言ってもなんか使ってそうな単語をとにかく入れまくっただけなんですけど (2022年5月31日 20時) (レス) id: e05e4fe3d7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆぅ君(プロフ) - 見てくれている皆様。何故か編集画面が開けなくなりました。ログインしてるからパスワード覚えなくてもいっかと思っていたのでパスワードが全く思い出せません。作品を新しく作り直す可能性があります。(多分内容は変わらない) (2022年5月31日 18時) (レス) id: e05e4fe3d7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：YUMA | 作成日時：2022年5月30日 20時
